017 起業するときって自宅・事務所どっちがいいの?

2018年2月14日

起業する際には、どこがその会社の住所なのかについて、登録をする必要があります。

私達のような個人には、どこに住んでいるか?と言う住民票があるのと同じで、会社を起業する場合にも、その会社の住所を登録する事になるのです。

この際、まずは自宅で起業を考えるのか?はたまた事務所やテナント等を賃貸する事で起業をするのか?どちらが良いのか?について、起業時と言う観点から解説させて頂きたいと思います。

1. まずは起業する業種で考えてみよう!

今は、一昔前であれば、自宅ではなく、どこかに事務所を開設するスペース等を賃貸して事業を行うのが一般的だと思われていたような業種でも、インターネットの普及などにより、どこにいてもお客様の対応がしやすい時代となった為、事務所を構えるスタイルを取らず、自宅の住所を登録して起業される方も増えてきています。

しかし、業種によっては、店舗等で接客をする方が良い業種も沢山ある為、まずはあなたが起業される会社の事業内容がどのようなスタイルで、業種は何になるのかどうかについて、考えてみる必要があると言えるでしょう。

場合によっては、自宅よりも、店舗や事務所を構えた方が良いと考える場合もあるでしょうし、自宅で十分だと言うケースもありますから、どちらが良いと言うよりは、まずはあなたが起業する業種などで判断する必要があります。

2. 自宅で開業した方がお得?

起業した際、初月から安定した売上を上げる事ができれば問題ないかもしれませんが、事業として会社を軌道に乗せるまでには、最低でも半年程度の期間を見ておく事が一般的です。

この場合、どうしてもリスクとして起きてしまうのが、事務所を借りている場合の賃貸料金です。

賃料と言うのは、毎月大家さんに支払わなければなりませんし、例え会社の売上がどうであったとしても、借りている以上は家賃を支払う必要があるのです。

勿論、その事を見越した上で、起業前に一定の資金を用意できていると言うのであれば、事務所を賃貸する事を考えても良いでしょうが、不安がある場合で、自宅で開業できる!と言うのであれば、まずは最初自宅から開業して、儲けが出て安定するようになってから、実際に事務所を構えると言うスタイルを取っても良いと思われます。

ただし、事務所を借りる事が絶対的にマイナスだと言い切る事もできません。

人によっては、毎月支払う物があるからこそ、より頑張れると言った方も居るでしょうから、自宅開業と事務所を賃貸しての開業のどちらが正しいと言う答えはありません。

大切な事は、起業した後のイメージをしっかりと持ち、どうするべきかを、その方その方で判断する必要があると言う事なのです。