031 税理士はどんな節税対策を提案してくれるの?

2018年3月2日

税理士は税務関係のスペシャリストであり、税務に関する書類の作成から相談まで様々な事について業務を行ってくれます。
その税理士の業務の中には、節税に対する対策を提案してくれる税理士も存在しています。
このような税理士は、節税の対策について、どのような提案やアドバイスをしてくれるのでしょうか?

1.まずは状況を確認して判断する

税理士が節税の対策として提案してくれる内容としてはまず、相談を受けている企業側の現状を把握する事から始まります。
なぜかと言うと、節税の対策は、それぞれの企業の経営状況や状態によっても、方法が異なってくるからなのです。
また、何を目的としているか?例えば、経営の体質強化を目的としていたり、はたまた将来的な展望と言う意味で必要とする節税対策もあります。
ですから、まずは、依頼される企業側の状況の確認と、今後どのようにしたいのか?について確認を取る所から始まります。
それらを把握した上で、検討を行い、それぞれに合った節税対策を提案する事になるのです。
例えば、資金に余裕がある企業であれば、それを使う事によっての対策を検討しますし、資金に余裕がない場合でも、資金を使わずに節税できる対策を考えると言う事なのです。
それぞれの企業の事情に合わせた提案を出来る税理士が、節税対策を提案できる税理士として良い税理士だと表現する事ができます。

2. 具体的にはどのような節税対策の提案をするの?

では次に、具体的にどのような節税対策を提案してくれるのか見ていきましょう。
まず、方法としては、資金が必要となる節税対策と、資金が不要な節税対策を検討します。
具体的には、資金が必要・不要に関わらず、永久的な節税対策や、税金の支払いを将来の方向へ延ばすような対策を打ち出します。
そして、依頼される企業にとって、最善となるよう対策を実施する事となります。

3. 節税をする事は脱税ではない

よく、脱税と言う言葉を耳にされると思いますが、節税と脱税とは全く違う物になります。
節税は犯罪ではありませんが、脱税行為は犯罪になってしまいますからね。
例えば、普段私達が使っている水道や電気も、節水や節電などと呼ばれるように、税金に対しても節約をする事ができると言う事なのです。
税理士によっては解説の仕方や説明の仕方が違う場合がありますが、根本的には節税の方法は同じだと考えて下さい。

4. まとめ

以上のように、節税対策と言っても、依頼をする企業側の状況や希望等によって、対策は変わりますから、是非、節税対策に詳しい税理士を選んで、ご相談される事をオススメします。