124 個人事業主はいつ支払う?静岡市の住民税の納期限

2023年7月22日

個人事業主は、住民税の支払い方法が普通徴収であることから、自身で期日を管理し、資金繰りを行う必要があります。
今回は、静岡市の住民税の納期限と支払方法についてご紹介致します。

1静岡市の普通徴収の納期限

普通徴収の場合は、第1期から4期までの年4回の納期限があります。それぞれの期の納期限は下記のとおりです。例年この日付ですが、各日付が土、日、祝祭日に該当をする場合には、翌日となります。
・第1期…6月15日から6月30日
・第2期…8月1日から8月31日
・第3期…10月1日から10月31日
・第4期…翌年1月1日から1月31日

2静岡市の普通徴収の納付方法

静岡市の普通徴収での納付方法は、納付書を金融機関等に持参し現金等で納付する方法、口座振替で納付する方法、キャッシュレス決済を行う方法の3つに大別することが出来ます。

①納付書を金融機関等に持参し現金で納付する方法
事業者が行った所得税や住民税の申告をもとに、市が住民税を計算し、納税通知書及び納付書が第1期の納期限までに送付されます。
その納付書を金融機関又はコンビニエンスストアに持参し、納付を行います。

令和5年度の納付可能金融機関は、静岡銀行、清水銀行、スルガ銀行、静清信用金庫、しずおか焼津信用金庫、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、名古屋銀行、中京銀行、静岡中央銀行、三井住友銀行、島田掛川信用金庫、静岡県労働金庫、富士信用金庫、静岡県内に所在する東日本信用漁業協同組合連合会、静岡市農業協同組合、清水農業協同組合です。

令和5年度の納付可能コンビニエンスストアは、セイコーマート、セブン-イレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ポプラグループ、ミニストップ、ニューヤマザキデイリーストア、ローソン、アピタやイオン等のMMK設置店です。

②口座振替で納付する方法
金融機関では現金等の納付に代えて、口座振替を利用することができます。口座振替の利用には、金融機関の窓口での申し込みが必要です、
申し込みには、納税通知書、預貯金通帳、金融機関届出印を持参する必要があります。

令和5年度の納付可能金融機関は、上記の銀行と、ゆうちょ銀行です。

③キャッシュレス決済を行う方法
送付される住民税の納付書が、1枚の納付書が30万円以下であるコンビニ等収納用バーコードが付されているものである場合には、キャッシュレス決済を利用することができます。
キャッシュレス決済の利用には、バーコードを読み取ることができるスマートフォンと、キャッシュレス決済用アプリが必要です。

令和5年度の納付可能キャッシュレス決済サービスは、モバイルレジ、LINEPay、PayPay、d払い、J-CoinPay、auPAY、楽天銀行、楽天ペイ、FamiPayです。

4まとめ

静岡市の住民税の納付を怠った場合の延滞金は、納期限の翌日から1月を経過する日までの期間は、原則として年2.4%。それ以降は、年8.7%の割合でかかります。
納付期限が年4回と頻回であるように思えますが、様々な納付方法があり、住民税の納税手続きは難しいものではありません。
延滞金を負担することがないよう、住民税の納付期限や納付方法はしっかりと確認しておきましょう。