038 会社設立って自分でやるのか?専門家に頼むのか?どっちがいいの?
2018年3月9日
会社を設立する場合、不動産のような土地建物などを購入する場合と同じで、「この会社は私のものですよ」と言う証明等の為にも、法務局に登記と言うものを行わなければなりません。
今回は、会社と言う事ですから、個人事業主ではなく、法人である株式会社や合同会社を設立する場合でお話して行きたいと思います。
1.自分で設立の手続きをする場合
ご自身1人で会社の設立をする場合のメリットやデメリットってあるのでしょうか?
まずは、そこの所について見ていきたいと思います。
1-1. メリット
何を言っても、やはりご自身でやると言う事は、専門家に依頼をしないと言う事ですから、依頼料を支払わなくて済む為、コスト面でメリットがある事が大きいでしょう。
また、最初は知識が無かったとしても、必要な物をどのくらい用意すれば良いかについては、法務局に何度か足を運んで確認したり、聞いたりする事で解決する事も可能ですし、一度設立の方法が分かれば、今後違う会社も設立したいと言う場合にも知識がある状態ですからスムーズに事が進むと考えられます。
1-2.デメリット
ご自身で会社の設立をするとなると、様々な物や書類等を用意しなければならない為、これで間違いない!と思って法務局に持ち込んだ時に、書類が足りていなかったり、不備があって受け付けて貰えない場合があると言うデメリットが上げられます。
また、ご自身で手続きをするとなると、専門家にお願いするよりも当然時間がかかってしまいますから、その時間が勿体無いと考える場合でしたら、専門家に依頼するようにしましょう。
更に、法務局や、その他の官公署につきましても、基本的に平日しか空いていませんから、土日しか動けないと言う方は、書類の用意が遅れてしまったり、時間が取れないケースが発生します。
この場合にも、設立までに大幅に時間がかかるケースがありますので、専門家に依頼をかけた方がスムーズとなります。
2.専門家にお願いした場合
専門家ですから、普段から業務として会社設立の仕事をしていますので、依頼をかけてから設立までは、大変スムーズに事が進むと思われます。
そう言った意味では、依頼する料金がかかるのは、コスト面でもデメリットではありますが、個人で設立するよりも、はるかに短い期間で設立できますし、まず不備な無いと言って良いでしょうから、依頼すると言うのも、1つの選択肢だと言えます。
また、ご自身でされる場合では、大体2~3週間時間がかかると言われていますが、専門家にお願いすれば1週間程度で終わる場合もありますから、是非参考にしてみて下さい。